八女市星野村 風流・はんや舞

2011年9月18日(日)

『国選択重要無形民俗文化財:昭和52年12月指定』
福岡県無形民俗文化財





期   日;平成23年9月18日(日)
開始時刻;10:00
終了時刻;12:15
会   場;福岡県八女市星野村(地図
       星野ふるさと公園 野外ステージ
       ※雨天の場合は、星野村総合保健福祉センター「そよ風」

風流はんや舞」は、八女市星野村の中央部にある麻生池そば
に鎮座の麻生神社に奉納される芸能で、風流(打楽)と扇舞とか
ら構成されています。

風流」は僧装束で唐団扇を持った新発意のリードで、しゃぐまを
かぶった大太鼓打ちが、連やチンカン坊主という子役を伴い登場
し、囃子方の笛に合わせて演じられます。

風流に続き、「はんや舞」に移ります。裃を着け、扇を持った20人
程の舞手達が、歌の初めや拍子に「はんや」の言葉を伴う歌を唄い
ながら扇を開いたり閉じたりして舞ます。歌詞は42番ほどあり、
「閑吟集」や「隆達小歌」などの室町時代から江戸初期の小歌集か
ら採られています。横廻り、中通り、上郷、下郷の星野村4地域から、
それぞれ風流とはんや舞を演じます。

「はんや舞」の奉納起源は、「筑後星野御池社記」に、貞応元年(1222年)
猫尾城主の黒木氏が、国家安全と風雨無難を祈って、舞楽ならびに
風流の神事をなした、とあるのが最古のようです。
「はんや舞」は中世の名残をとどめる芸能として、福岡県無形民俗文化財
に指定されています。
(資料提供:八女市役所星野支所総務課)


昭和35年3月19日 
無第38号指定山中の大池(麻生池)のほとりにある麻生神社
に伝わる舞楽でありますが、その起源は定かではありません。

遠く弥生文化の時代に始まったと伝えられる水神崇拝により、
この池は霊地として古くから崇拝され、ここでは晴雨祈願・風止
の祭りがおこなわれてきました。

その後、平安時代に生まれた、公家舞の名残りといわれる
はんや舞・風流をこの祭りに取り入れたものと思われます。

昭和の大典には主基地方斉田の風俗舞の歌の原曲に宮内庁
雅楽官によって採録されました。

昭和35年には、国内でも珍しい文化財として福岡県の無形民俗
文化財の指定を受け、さらに昭和52年12月に「選択重要無形
民俗文化財」として国の指定も受けました。
(資料:by財団法人ほしのふるさと

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問い合わせ先八女市役所星野支所総務課
電話0943-52-3112
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